男性と女性の育ちのプロセス、発達理論をもたないもの
今日からしばらく、ある本を取りあげながら、女子のエンカレッジ、エンパワーメントについて書きたいなぁと思っています。
塚田ひろみ
2024.12.10
誰でも
取り上げるのは、こちらの本です。
この本のことを知ったのは、心理学を学ぶ中で、
「女性と男性の道徳観の発達の仕方には差がある」
という主張があるとの記述を目にしてから。
男女差というのは、企業で働くことを中心に見られがちですが(私も、一番身近に体験していましたが)、幼少期から存在している。
という事が書かれています。
別の人生の課題を持ち、異なるアプローチを辿り、成長していくもの。
男女について、そのように考えるようになりました。そして、その育ちの先には、それぞれ親和的に融合していくものだとも思います。
今まで目にしたことのないような事が、さまざま書かれていますが、子どもの教育からみて一番考えさせられるのは、有名な発達理論の一つである「エリクソンの発達課題」を作り上げる過程において、被験者は全て男性であったという事。
男性の育ちの過程を生まれてから死ぬまでにおいて、まとめたものは、今、教育(生涯教育)の世界の中では共通の判断基準として用いられています。
過去、女性について研究される時代にない中、今もまだ見直されずに残っているのかなと思います。
違う存在であり、対等である。そのような世界観をつくれたらと、何度か記事にしていきますね。
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