自分の願いを聴くこと。夢を叶えるためのゆるやかなアプローチ

私たちの大半は、マッチョでは無いと思います。働いても疲れないわけじゃないし、楽しい事ならいつまでも出来るわけじゃないし。部屋はきれいに整えておきたいし、子どもや家族ともちゃんと時間を過ごしたいです。
そういう方が、夢に近づくアプローチについて。
塚田ひろみ 2025.01.12
誰でも

自分自身の子ども時代のことを思い返してみると、よく、「脅されていた」なぁと感じます。

親からではありませんが、小中学生の頃から、「大学はものすごい競争だから入れないんだ」と言われたり、「大学を出ても、ものすごい競争だから仕事は無いんだ」と、一度ではなく、何度も聞かされたのを覚えています。

多分、学校の先生か、遠い親戚の人とか、友だちのお父さんとかに聞かされたのかなぁ。

実際に、そういう時代があったのかもしれませんし、自分の親くらいの世代はそういう時代を生き抜いてきたということかもしれませんが、とにかく私は、その話が強烈に自分の脳裏に焼き付いていて、「未来は絶望なんだ。」と見事に刷り込まれました。

ですが、

いざ、自分が大学生になってみたら、「全然、そんなことなかったじゃないか」と思ったし、

新卒で入った会社で働いて2〜3年経った頃に「ちゃんと、働けるじゃないか」と思いました。

(「大変だから、もっと頑張らなくちゃ」というのはなく、私が普通に努力できる範囲で、あるときは楽しみながら、頑張っていたと思います。)

「実は、そんなことないんだ」ってこと、結構あるんですよね。

そしてそれは、体験してみるとよく分かって、いつの間にかニュートラルに動けるようになる。
「これを絶対にやるんだ」と目標を掲げて真っ向勝負しなくてもいいものです。

そんなニュートラルに至るまでに、私の場合は、

そんなこと、やってみたいけど、できるわけがないし。

と思ってはいましたが、同時に

でも、どうにかして、その状態に近づけないかなぁ。

って、思って近づいてみることは、ずっとやり続けてい方もしれません。「やるんだ」と明確に思うというよりは、頭の片隅に、確かにある望みを、ちゃんと聞いてあげたという感じです。

ありがたいことに、以前勤めていた会社には社内副業の制度があって、そのチームディレクターになるって、「なんてすごいことなんだろう」と憧れると同時に、「自分には到底無理だろうなぁ」って、思っていました。

でもせめて、メンバーにはなってみたい、ということで、仲良くしていただいている先輩からお誘いいただいたことをきっかけに、参加しました。

ところが気がついたら、その2〜3年後に、自分でもチームを新しく立ち上げて、ディレクターになっていました。そのときは、頑張ってみるとか、思い切ってやるとか、そういう意識は全く無くです。

今まで、色々「出来るわけ無いと思っていたことが、実は出来た」を体験していましたけど、その体験で確信に変わりました。

今は、逆にやりたいことを素直にやりすぎると身体が保ちませんので、本当にお役目だなというところに、絞ることを意識しています。

自分の願いを、ちゃんと聴いてあげること、
少し角度がゆるやかでも、時間が少しかかっても、続けていると夢がかなったり、思いがけないことが起きたりするのだと思います。

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