お金で自立を示すより、自分の価値を自覚すること

多分ですね、女性が鍛えるべきことはお金を稼いで自立していますっていうより、自分の存在と影響力をまずは自覚することです。何も持っていなくても、それでも私には存在価値がある、存在して良い、良くなれるし、そうなっている。
そんな風に思えること。思うだけで、社会に貢献していますから。
塚田ひろみ 2025.01.20
誰でも

以前はそれなりに関心があった、女性の経済的な自立ということ。なんだかすっかり、興味がなくなってしまったというか、自分が向かうところではないのだなと分かってしまったというか。以前からよく聞かれるような「幸せだけで、稼いでいます」という人やお話などは、もう良いのかなと感じるように成りました。

そう思うと、今まで色々な方から聞いたお話が、「そういうことか」と納得して見えるものです。

例えば「お金はどこからやってきても良いのですよ」ということ。旦那さん・パートナー、誰からお金が入ってきてもいい。共同体として動いているのであれば、それは自分が生み出したお金でもあるわけです。本当に。

大きく成功するということは、それなりの代償があるもので、それは避けられないものです。
なので、バランスを取るというのがとても大事になってきます。会社の業績が良いときもあれば悪いときもあるとか、これは極力避けたいけど家族やペットになにかしらの負の影響があったり。

我が家の場合は、夫がお金を生み出している分、私は色々なところで徳を積むようにしています。意識していたわけではないけど、気がついたら自然とそうなっていました。

掃除をしたり、自分の仕事をセーブしてでも子どもたちを大事に育てたり、お仕事は教育や福祉のような分野でしかしていません(そういうお仕事は、多くの場合、目に見えるような経済効果はありません。然し、生活に困窮するようなこともありません。)。

もしかしたら、同じような役割分担をして、「自分は何も成せていない」と思う人も居るのかもしれませんが、今なら絶対そんなことはないと言えます。

「いえいえ、ちゃんと稼ぎたいと思っている!」と言いたくなるかもしれませんけど、きっと旦那さんと日々平穏に暮らすとか、潜在しているもっと大事なことを現実に出来ていることの現れです。

こういう話題は、なんとなくふんわりとスピリチュアリティの中で語られることが多いものですが、心理学の中で語られる「女性の道徳的発達」の特徴などからそうした現象を見てみると、「それは、そうなるよな」と理屈の面でも腑に落ちた次第です。

また詳しくは、明日以降の記事で書いていきますね。

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