内側も、外側も大切に

一人の人間の、内面と外側ということではなくて、こちらは企画を動かすときに大事にしたいことというテーマです。
何か変化を起こしたくて、企画を動かしていくならば、内と外。誰も傷つけず、反動がなく本質的に変わっていくプロセスについて。
塚田ひろみ 2025.01.15
誰でも

あるプロジェクトの、子どもの教育業界への発信部分についてご依頼をいただきました。

どんなお仕事でも、常に意識しているのは、ある世界や業界の中にいて、長い間実践を重ねてきた方、という内側と、

新しい風を吹き込むような、視点、時代に合わせていこうという動き、という外側の、

どちらも大切にされることです。

内側の方は、外側から見ると、もしかしたら時代に合わないように見えるかもしれません。でも、その時に全てを刷新するのではなく、普遍的な価値のあるものを磨きあげたり、少しアプローチを変えることで、保っていくことが大切だと思っています。

何かを否定したり、壊したりする方法は、必ず反動が起こったり、新しく生まれた方法を再び否定することになるので、Aに変わったら、またBに変わって、また再びBに変わるという繰り返しになりやすいです。

そうではなくて、Aも包摂したBになり、AもBも包摂したCになっていくほうが、誰も傷つかず、変化し続けていけるはず。

***

ご依頼をいただいた教育の話しに戻りますが、、、

リサーチをしていたわけではいのですが、ある新しい教育の事業について、偶然目にすることがありました。今までとは違う、さわやかな活動をしよう、という、その意図はわかるのですが、今までの歴史や前提、それから今の現実の姿を踏まえていないと、どうしても、熱量や説得力がどこか欠けているように感じてしまいます。

というのが、半分教育業界の内側に居て、もう半分は外側にいる私の感覚でした。

多分、教育に長年従事してきた人は傷つくだろうな〜と。

今までの実践と研究とを労うような、その価値が外側にも伝わっていくような、そんな大事なお仕事として、取り組んでいきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。
気に入っていただけたら、読者登録頂けると嬉しいです。
関わっているプロジェクトのこと、お知らせなど、読者限定で非定期配信もいたします。

無料で「感じた道を考え、進む」をメールでお届けします。コンテンツを見逃さず、読者限定記事も受け取れます。

すでに登録済みの方は こちら

誰でも
息苦しさを解消してくれる「ビジョナリー」な存在
誰でも
自分のためではなく、誰かのために使うべき才能
誰でも
理想は、季節労働者
誰でも
見えるもの、見えないもののバランス
誰でも
大人のための、休んで、逃げられる場所。大人にこそ必要なアタッチメント。...
誰でも
着眼点とオリジナリティ
誰でも
心の模様が、自分の身体にも表情にも
誰でも
大切なのは、大丈夫という眼差しを贈ること